先日見学させていただいた窯の窯出しに行ってきました~
私には、なんとしてもお手伝いせねばならぬ事情があるのです。 たぶん、右端・下から3個めは、のんきさんのだと思う…。ちがうかな? 柴田社長&橋本さんがバケツリレー的に、どんどん窯から出していくので、女子チーム(と、言って良いのか?)はくっついている目土を外してどんどん並べます。 柴田睦子さんの、ぴーちゃん発見! でも、窯出ししたのを見ることが出来なかった…。残念。 全部出して梱包した後は、窯と棚板の掃除です。 私と小松さん、社長にご指名されまして、窯のお掃除隊です。 窯に入ることなんて、もう体験出来ないかも~ 中はまだ熱がこもって、煉瓦も結構ほかほか…。 灰やら砂やらを掃き出して、干からびるかと思うほど汗かきました。 痩せるかと思ったけど、そうでもなかった…(爆) 棚板掃除隊もかなり手強かったようで、金槌の音がコンコン響いておりました。 渋いのに…、ねこ(笑) 私はアルコールは一切ダメなので、いとこにビアマグを使ってもらうことにしました。 ビールの泡がクリーミーになるというのは本当なのか、教えてもらおうと思います。 で、棚板と言えば…。 ほんとは記憶の奥底に封印したいほどなのですが、自らの戒めのため、載せておきます。 最初に参加表明をしたときに、地元で取れた土を使って良いか確認して承諾を頂いたので(以前、焼き上がったのを見てもらっていたのです)、その土と信楽土をミックスして、花器を作ったのです。 が、乾燥してあった地元の土を溶かすときに、水に溶いておいた削りカスだと思って混ぜたのが、恐ろしい事に水分抜けて堅くなってた釉薬でした。 私が自分の窯出しをして「焼いたら溶ける」と気づき報告したのが、ちょうど柴田さんたちが窯詰めが難航して、最後の追い込みをしてたぐらいの時だったようで、火を入れる前から不安要素に追い打ちをかけてしまいました。 何年か陶芸をしていて、こんなひどい失敗をしたのは始めてで、しかもよそ様の窯で、さらにおめでたい創業記念の行事に…。 自分のアホさ加減に、本当に泣きたくなりました。 どうか窯や他の方の作品に被害が出ないようにと、心の中で祈ることしか出来ませんでした。 窯焚きに行くときも、本当に申し分けなくて、行かない方が良いかなとか、行ったらかえって気分を悪くされるんじゃないかと思いつつ、でもちゃんと会って謝らなければと思って行ったのですが、イヤな顔ひとつせず、その場にいた方達に紹介してくださって、正直泣きそうでした。 本当にご迷惑おかけしました。そして、ありがとうございました。 この薪窯イベントに参加して、焚くところや窯出しを見れた事もとても良い経験だったし、自分がやらかした事でも、「陶芸なめてた」って思いました。ほんとに。 陶芸に対する姿勢を改めなければと思うきっかけになりました。 棚板に溶けてくっついている中に、違う土で貼り付けた銘のはんこだけがくっきり残っていて、 「自分でやったことを覚えておけ」と言われている気分になりました。 陶人社さん、本当にありがとうございました。 これからもよろしくお願いいたします。(呆れないでくださいね…)
by nagomi-perori
| 2012-09-15 23:06
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